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​あいさつ

学校法人 英数学館
理事長
加計 孝太郎

皆さんは、自分の将来についてどのような夢を持たれているでしょうか。

私たちは、子供の頃にいろいろな夢を思い描きます。将来、やってみたい職業で思う存分活躍している自分の姿を思い描いたことは誰でも経験のあることです。それを大人になって実現できている人たちとそうでない人たちの違いはどこにあるのでしょうか。
現在、書店に行けば、人生や生き方に関するさまざまな書籍が並んでいますが、このことは、それらの書籍に大きな需要があるということを物語っています。また、それだけ自分の夢を実現したいと願っている人たちが存在する事に他なりません。
  しかしながら、それらの書籍を読んだ人たち全員が夢を実現できたかと言えば、残念ながらごく一握りに過ぎません。これはなぜなのでしょうか。
「自分が本当にやりたいことではなかった。」
「夢に向けて具体的に何をすれば良いか分からなかった。」
「ごく一部の人々に当てはまることで、全員にあてはまることではなかった。」
など、いろいろな原因が考えられますが、それらは結局、「目標実現に向けて継続した努力を続けることができたかどうか」という一点に尽きると思います。
  成功哲学で著名なアメリカのナポレオン・ヒル博士は、「どんなことであれ、鮮明に想像し、心から信じたことは必ず達成される。自分を信じて、明るい未来を希望すれば、必ず現実のものになる」と語っておられます。この言葉にある態度こそ、世界中で成功を収めた人たちに共通する事なのです。
  さらに、ヒル博士は、「あなたが失敗する理由は、1日延ばしの習慣にある」、「ひとたび習慣を身につければ、次は習慣があなたを動かすようになる」とも語っておられます。
  私も永年、学校教育に携わって来た経験から、このヒル博士の言葉は真理であると実感しておりますし、さらに、大切なことは、同じ目標や夢を持った友人同士との交流を通して、互いに励まし合い、良い意味で競い合うことであると思っております。
  本校は、そのような皆さんの自己実現をサポートするために本年、新たに開校いたしました。今、この案内書を手にされた皆さんは、まさに自分自身の夢や目標を実現するための入り口に差し掛かっているのです。どうか、さらなる一歩を踏み出してください。

学校法人 英数学館
並木学院福山高等学校 
校長
柏原 眞治

本校は、「情熱」・「克己」・「謙虚」・「信頼」の四つのキーワードを校訓にしています。『広辞苑(第六版)』では、「情熱」を「激しく燃えたつ感情。熱した感情。」、「克己」を「おのれにかつこと。意志の力で、自分の衝動・欲望・感情などをおさえること。」、「謙虚」を「ひかえめですなおなこと。」、「信頼」を「信じてたよること。」としています。本校で学ぶ皆さんは、「自己実現」という人生の目的に向かって、心に「情熱」を秘めて夢を探求し続けてください。
その際、自分が信じる道を歩んでいくために自身をコントロールしていく自己管理、即ち「克己」を信条に生き抜いてください。そして、自己にうぬぼれることなく真のプライドを持ち、常に自分の生き方を静かに見詰める「謙虚」さを身に付けてください。そうすることによって、自分自身を「信頼」することができるようになり、皆さんは周囲の人々からも「信頼」され、豊かな人間関係の中、望んだ人生を創造することができます。
 われわれ教職員は、「一人ひとりの若人が持つ能力を最大限に引き出し技術者として社会人として社会に貢献できる人材を育成する」という建学の理念を具体的に達成する責務を担っています。皆さんが四つの校訓の元、全力で勉学に励むことを常に指導・支援していきます。本校の特徴の一つである関連大学五校・専門学校六校の最新の学問的・専門的教育を生かし、皆さんが高等学校卒業を迎えられるようサポートするとともに、卒業後に自己の人生を切り拓いていく力を身に付けられるよう日常の学校生活で真心を持って関わっていきます。
 今後、目指す学校像の具現化に向けて、更なる飛躍のための教育活動を強く推し進めていきます。そして、生徒・保護者の皆様から、「並木学院福山高等学校で学んで良かった」、「並木学院福山高等学校に入学させて良かった」と言われるように、教職員一丸となって日々邁進し、広島の並木学院高等学校と併せて「並木ブランド」の確立を目指します。共に頑張りましょう。

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